凡人がこの一年を総括しようとして失敗してみる

 一年を総括して、今年は良い年だったかどうかなんていう事はなかなか難しい。そもそもこの一年という区切りに対して、自分は今ひとつ実感が持てない。今日まで働いていたしね。

 自分はもう社会人で、しかも30代前半だ。学生の様に進級、受験なんていう大きなイベントも無いし、長い休みがある訳でもない。年末年始が何日か休みというだけで、来年になってもまた今年と同じ様に日々の仕事をこなして行く毎日があるだけだ。そんな暮らしを一年単位で区切ってみても、そこには大きな変化は無い様に思える。

 逆に毎日が平坦だから、人間は一年とか、一ヶ月とか、一週間なんていう区切りを付ける事で日々の積み重ねを乗り越えようとしているのかもしれないな、とも思う。まあこの一年間、日々平穏無事に生きられた事にだけは感謝しておこう。病気さえしなければ人間何とかなるもんだよ。

 今年がそうだった様に、来年も色々な事があるだろう。良い事ばかりではなく。でもまあ、それでも何とか生きてさえいれば、本を読む事も映画を観る事も出来る。会う機会がなかなか持てない友人にも、年に数回は会う事が出来る。それらを糧として何とか生き抜く事と、ここの更新を細々とでも続けて行く事が、来年の目標といえば目標。まあこのブログが自分以外の人にどれだけ需要があるかは分からないけれど、元々自己満足なのでよしとする。

 こんな事を言っていると志が低いと言われるかもしれないけれど、平々凡々たる毎日を送るだけでも結構苦労するのが今のご時世で、世の中を見回せば20代後半で人生を悲観して通り魔的な犯罪を犯す奴もいる。「その歳で『人生終わりにしたかった』とかどんだけだよ、20代後半で人生終わりなら、30超えた自分はどうなるんだよ」と言いたくもなるけれど、じゃあ自分と彼の間にどれだけの差があるのかと言えば、実は自分もそんなに偉そうな事が言える人間でもない。自分が生きるのに手一杯だ。

 それでも投げないという事、日々を積み重ねて行く事。結局生活というのはそういうものなんだろう。それでまた一年後、こんな風に日々を振り返ってみた時に、それが少しでも良いものだったと思えればそれでいい。それだけで上等だ。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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Author:黒犬
映画と小説を主食に生きている。
地方の片隅で今日も黙々生息中。

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