『点数評価』をしない理由

 気付いたらブログを始めてから一ヶ月が経過していた。

 このブログははっきり言って『自己満足』が目的なので、あまり深く考えて書いている訳ではない。一応、リアルで知っている仲間内以外の方が通りすがりに読んでも問題ない様に、あまり変な事は書かない様に気を付けてはいるけれど、それだけ。
 唯一拘っている部分があるとすれば、ブログタイトルの通り『凡人』目線で物を書く事くらいか。

 雑記以外では『自分が気に入った作品を紹介する』というのがメインコンテンツではあるけれど、内容紹介的な部分にはあまり踏み込んで書いていないから、正直そんなに需要も無いんじゃないかと思う。ぶっちゃけた話、お薦めしたい本や映画があったとしても、他人が書いた作品紹介を読む前に、それ自体を読んだり、観たりして欲しいというのが本音。だから結果的に『作品の中身』よりも『その作品を自分はどう見たか』という書き方の方が多くなると思う。あらすじ紹介もさっと流すくらいのレベルで。

 そして作品を紹介する上で、これだけはやめておこうと思ったのが『点数評価』だ。

 作品に点数を付けるのは、TVや雑誌といった多くのメディアでもやっている事で、正直パッと見て判り易いやり方だと思う。95点と言われれば相当高評価なんだなと思うし、30点を下回る様だったら赤点だから相当難があるのかなと思う。他の作品と比較する時も、双方に点数が付いていると確かに比較し易い気がする。『お薦め度』とか、『星いくつ』というのも同じ。

 自分がたまに見る書評サイトや映画評論のサイトでも点数評価をしている所はあるし、自分も日常会話だとあまり意識せずにやる事がある。でも、ブログの様に一度書いた物がずっと残る場所でそれをやってしまうと、自分の様な人間の場合、後になってその作品に対する評価を改めたくなった時に困る様な気がした。

 『この作品は不朽の名作だから、これから先もずっと100点だ!』と、自分の下した評価に自信と責任を持てるタイプの人や、職業として評論家をしている人ならいいのかもしれないが、何せこちとら『凡人』を売りにするくらい平凡な奴なので、鑑賞時の興奮が時間経過と共に冷めてきて、以前下した評価を下げたくなったり、逆に初鑑賞時には気付かなかった魅力に後になって気が付いたりした時に、『でもあなた以前こんな点数付けてたじゃないですか』という証拠として点数が残ってしまっているとやり難いと思う。
 加えて、仮に同じ80点でも評価の方向性が違う作品A・Bがあったとする。でも点数評価だとぱっと見た時に『同じ80点ならAもBも同じ様な評価って事だね』と錯覚し易いのではないかと思う。それは望むところではないし、自分としても後になって読み返した時に混乱しかねない。

 同様に、例えば『好きな漫画トップ10』みたいな順位付けもしない。そんなもの時間経過やその時の気分でどうとでも変わるものだし、仮にやったとしても翌日には変わっているだろうから意味が無い。

 というわけで、今後も上記の様な方針を貫いてやって行こうと思う。誰得って感じではあるけど、そこはご了承下さい。 

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Author:黒犬
映画と小説を主食に生きている。
地方の片隅で今日も黙々生息中。

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