鎌倉小旅行記・或いは『鎌倉ワンダラー』

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 上の写真は長谷寺の『良縁地蔵』……ちょっと和む。
 
 さて、せっかくのゴールデンウィークなので、日頃なかなか会えない遠方の友人と会う機会があればと思っていたのだけれど、各々仕事だったりで自分と予定が合わず、それならばと突発的に一人旅に出た。いざ鎌倉。

 なぜ鎌倉か。ここで書いた事があったかどうかは忘れたけれど、実は自分は仏教美術が好きな人間だったりする。そういう人間にとって鎌倉に行く目的といえばそれは寺巡りであり、仏像を訪ね歩く旅という事になる。
 今でこそ仏像ガールなんていう言葉もあって(まあこれは山ガールみたいにある程度はメディアが作っていた部分もあると思っているのだけれど)「仏像好きってこんなにいたのね」という様に市民権を得ている……様に思う。著名人ではみうらじゅん氏も仏像好きを公言されているけれど、自分がなぜ仏像好きになるに至ったのか、仏像の魅力とは何かという事を説明し出すと、恐らくかなりの長文になる上に明確な結論は出ないだろうから割愛する。

 それで、二日かけて色々な所を歩いて来たのだけれど、旅行記を書く上でこの『仏像巡り』というものは結構厄介だ。何故なら主役である仏像は大抵撮影禁止なので、時系列にそって、写真を交えて書いて行こうとすると寺の山門等の風景写真が大半を占める事となり、ぱっと見何が目的で歩いているのか不明だし、画的にも地味この上ない。それに仏像の名前を細かく出しても写真が無ければイメージが掴めないだろうから、この辺りはざっくりと削ってしまおう。

 初日、鶴岡八幡宮と鎌倉国宝館を観てから円覚寺、東慶寺、建長寺等を徒歩で巡る。寺は基本的に山の上にある事が多いので、このコースでも結構な運動量。田舎者は都会育ちより体力がある様に思われているけれど、少なくとも自分の場合、都内に住んでいた頃よりも歩けなくなったなと思う。田舎は基本どこに行くにも車だから。これは肉体的にも精神的にも相当鈍っているなと思ったので、建長寺で座禅を組ませて頂く。自分の様な観光客でもタイミングが合えば坐禅会に参加出来るので、興味のある方は問い合わせてみるのもいいかもしれない。
 藤沢に宿泊し、二日目は江ノ電に乗って極楽寺駅まで移動。極楽寺、成就院、長谷寺、そして高徳院等を巡る。初日もそうだったけれど、途中若い女性の旅行客と多数すれ違い、また建長寺の坐禅会でも多数の女性参加者がいたので「仏像ガールって実在してたのか……」と驚愕した。意外と若いカップルも多い感じ。もちろん年配の方はもっと多いが。長谷寺へ向かう前に、由比ヶ浜へ寄り道。もうサーファーや海水浴客で賑わっていた。

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 撮影不可の仏像が大半を占める中、皆が写真を撮りまくっていた『鎌倉大仏』こと高徳院の『阿弥陀如来坐像』。やっぱり皆仏像を見ると写真が撮りたくなるのだなと思う。自分も撮って来ましたとも。撮影の腕が無いのは如何ともし難いけれど。

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 さて、そんなこんなで鎌倉小旅行記でした。
 江ノ電に乗った時にASIAN KUNG-FU GENERATIONの『サーフブンガクカマクラ』を思い出したのだけれど、今回の旅行をそれ風に言えば『鎌倉ワンダラー』といったところ。たまにはこういう旅もいいものです。

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

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Author:黒犬
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地方の片隅で今日も黙々生息中。

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