本を読むということ

 自分が勤める職場では、昼休みが1時間ある。
 とりあえず昼食を済ませるのだけれど、弁当持参、食べる場所が社内の休憩所ともなると、食べ終わっても時間はかなり余る。そこで、残りの時間は読書に充てる事にしている。

 といっても、自分は実用書の類は一切読まない。
 折角職場で読書時間が確保できるのだから、資格の勉強なりなんなりをして、少しでも待遇を改善させようとか考えても良さそうなものなのだけれど、不思議とそういう気にはならない。いや、当然『そんな事しなくても余裕のある生活が出来てます』とかいう事ではなく、安い給与で糊口をしのぐ毎日ではあるのだけれど。

 どうも自分にとって読書というのは完全に趣味、娯楽の範疇で、それによって何かを学ぼうとか、何かに役立てようという意識には繋がらないものの様だ。当然読書の結果として、それが為になった事はあるけれど、逆に何かの為に読書をするというのは不思議と苦痛に感じるもので、やりたいとは思わない。

 職場で本を読む時には必ずブックカバーをかけているので、職場の同僚からすると『休憩時間にまで何やら本を読んで勉強しているらしい奇特な人物』に見える様なのだけれど、実際に読んでいる本はといえば、5月は『上遠野浩平』月間だったし、4月は『浅井ラボ』月間だった。
 それ以外にも『冲方丁』『村上龍』『福井晴敏』『森博嗣』『森見登美彦』月間等が過去にはあった。基本的に職場に持って行くのは文庫か新書になるので、押井守月間はまだやった事が無い。いや、文庫も出てはいるけれど、単行本で買った本を買い直すのも何だかなーと思って。

 食事を一食や二食抜いても死にはしないけれど、多分読書を取り上げられたら一週間でかなり参るだろうと思う。自分にとって現実に相対する為のエネルギー源は、多分読書なんだろう。

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読書

取り合えず足跡つけつつコメント
んー読書はできれば落ち着いて読みたい人なので、
仕事場で休憩時間は読む気になれない派ですな。
漫画ならOKだけどね。

>rejiasu

うむ。いらっしゃい。
個人的にも初回は家で読む人かもしれない。職場読書は2回目以降だね。
以前職場で未読本を読んでたら、丁度いい所で時間が来て午後からそわそわしっぱなしですよ。結局自宅に帰って速攻で残り全部読んだけど。

開店おめでとう

ありゃりゃ、いつの間にこんなものを。まあ、こういうのは気長にまったりやるのが一番ですよ。
自分は最近あんまり本は読めてないが、通勤中にアドエスで青空文庫なぞ読んでおります。デジタルデータはページをめくる必要がないので満員電車の中でも片手で読めて便利なのです。「夢野久作」とかお気に入り。
タダだしね。

>ZERO

はい、何時の間にか開店してました。今のところ無料ブログだし、始めるにあたって負担が軽かったので。

いつもいつもそちらの場所を借りて感想とか書いてたワケですが、自前でもやりたくなったんですよね。まぁこれからもそちらには積極的にお邪魔しますが。

さて、青空文庫といえば昔、幸村誠『プラネテス』4巻を読んだ時に、作中で引用されてた宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』が読みたくて携帯で落とした覚えがあるなぁ。携帯で本を読むのが慣れなくて苦労したけど。
今のスマートフォンだっけ?ああいうのならもっと読み易いのかもしれないけど。
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黒犬

Author:黒犬
映画と小説を主食に生きている。
地方の片隅で今日も黙々生息中。

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