『好きなライトノベルを投票しよう!! 2013年上期』に参加してみる

 『好きなライトノベルを投票しよう!! 2013年上期』に今回も参加してみようと思う。ちなみに、前回参加した際はこんな感じだった。企画の趣旨等はリンク先をご参照下さい。

 前回もそうだったけれど、ここで自分が選出する10作品には特にこの中での順位等は無い。相変わらず自分は読書傾向が雑食気味なので、厳密に言うと「ライトノベル限定」という枠からはみ出している作品もありそうだけれど、そもそも「どこからどこまでがライトノベルなのか」といった様な論争みたいなものに結論は無いと思っているので、今回の選出についても個人の主観という事でご了承頂ければ。

 上遠野浩平『螺旋のエンペロイダー Spin1.』
 【13上期ラノベ投票/9784048914147】

 

 前回に引き続き、上遠野浩平氏の作品から。多分、こうした企画に参加する時に上遠野作品を入れないという事は無いだろうと思う位、自分にとって特別な意味を持つ作家だと思う。
 本作の感想はこちらに。

 江波光則『ストーンコールド 魔術師スカンクシリーズ 1』
 【13上期ラノベ投票/9784061388536】

 

 2013年上期の収穫といえば、江波光則氏の著作に出会った事だろう。まあガガガ文庫の頃から追い掛けている方からすると何を今更ではあるけれど。相変わらずアンテナ低いな自分。
 2013年上期に刊行された江波作品というと、『ストーンコールド』『スピットファイア』『鳥葬-まだ人間じゃない-』の3作品があるのだけれど、今回はその中から『ストーンコールド』を。この中では個人的に一番波長が合う気がする。
 本作の感想はこちらに。

 柴村仁『オコノギくんは人魚ですので 2』
 【13上期ラノベ投票/9784048916530】

 

 本作の1巻を読んだのが今年1月に入ってからだったので、今回の投票で入れるつもりでいたら、1巻の刊行は昨年12月25日なので前回に入れるべきだったという事に今更気付いた。こういう所が抜けてるんだよな自分は。というわけで、代わりに2巻に一票。

 天沢夏月『サマー・ランサー』
 【13上期ラノベ投票/9784048916547】

 

 この表紙が似合う季節になった。
 自分は体育会系ではないけれど、こういう小説もたまには。仲間がいるというのはやはりいいものだと思う。
 本作の感想はこちらに。

 松山剛『氷の国のアマリリス』
 【13上期ラノベ投票/9784048915786】

 

 夏真っ盛りな『サマー・ランサー』の次に氷河期の世界を描いた『氷の国のアマリリス』というのも落差が凄いけれど、どちらも心温まる作品という部分では共通。
 本作の感想はこちらに。

 黒史郎『未完少女ラヴクラフト』
 【13上期ラノベ投票/9784569679440】

 

 本作とは直接関係無い話だけれど、最初に『SAN値直葬』という言葉を思い付いた人のセンスは凄いとしか。本作もまた「ラヴクラフト少女化」という「ああ、関係者の誰かがSANチェック失敗したんだな」とでも思って納得するしかない(失礼)怪書ではあるけれど、実際に読んでみると普通の冒険小説としてもいける。意外と。
 本作の感想はこちらに。

 深見真『僕の学校の暗殺部3 その日、ロンサム・ジョージは死んだ』
 【13上期ラノベ投票/9784047289758】

 
 
 2013年上期に刊行された深見真氏の著作というと『PSYCHO-PASS』もあるのだけれど、あちらはあくまでアニメが主体だと思うので、本作の方に一票を。
 『僕の学校の暗殺部』は全3巻という比較的短いシリーズとして綺麗にまとまった感があるのだけれど、個人的にはまた『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』の様な緊張感がある作品も出して欲しいと思う次第。

 小川一水『コロロギ岳から木星トロヤへ』
 【13上期ラノベ投票/9784150311049】

 

 この辺りから段々ライトノベルとの境界線が怪しくなってくる様な。
 個人的に初めて読んだ小川作品。面白かった。今後『天冥の標』とかに手を出すかどうか悩ましいところなのだけれど、まあそのうち気が向いたら。
 本作の感想はこちらに。

 吉上亮『パンツァークラウン フェイセズ I』
 【13上期ラノベ投票/9784150311131】

 

 冲方丁氏がその主戦場をライトノベルから一般文芸に移しつつある中、氏がライトノベル界に蒔いていった種から芽吹いたかの様な作品。『――播くべき種がある限り、両手を開いて荒れ地を渡れ。』とは冲方氏のブログ『ぶらりずむ黙契録』のトップに掲げられた言葉だが、その蒔かれた種から生まれるものがファンやフォロワーだけではなく、こういった『作品』になったのだとすれば感慨深い。
 本作の感想はこちらに。

 浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る(12) The One I Want』
 【13上期ラノベ投票/9784094514063】

 

 そして最後。前回同様、最後は浅井ラボ氏で。
 第一部完。(編集部的に)
 咒式が飛び交う荒唐無稽な世界観に、現実問題のリアルさとどうしようも無さが毎回程よくブレンドされた良質のライトノベル。ライトノベルが本来ターゲットにしている若年層にこそ読んで欲しいと思う。面白いから。
 本作の感想はこちらに。

 という訳で、『好きなライトノベルを投票しよう!! 2013年上期』への投票用エントリでした。上記作品以外にも時雨沢恵一氏の作品とか、個人的に好きな作品は結構あって悩む所なのだけれど、雑食系本読みとしてはこんな感じで。相変わらず読書傾向が偏っているので「なぜこれが入っていないのか!」という様な穴はあちこちにあるだろうけれど。しかし半年振り返ってみるとライトノベルだけでこれだけ刊行されているのに、全然読めていない事に気付いて愕然とする。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 小説・文学

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Author:黒犬
映画と小説を主食に生きている。
地方の片隅で今日も黙々生息中。

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