バランス

 昨日、一昨日と堅い文章が続いたので、無理矢理しょうもない文章を捻り出してバランスを取ろうとしてみる。ただ、しょうもない文章というものもいざ意気込んで書こうとするとなかなか書けないものだ。どうしたもんかな。こういう時には何も考えずに書く事が出来る内容がベストなんだけれど。

 では、そもそも何故自分がブログに毎度毎度こんな長文を書いているかという話でもしてみようか。ぶっちゃけストレス発散。以上終わり。

 ヤバイね。全然続かない。確かに更新頻度が高い時はそれだけ鬱憤が溜まっている時でもある訳で、文字数の多さは吐き出した鬱憤の量と比例している場合が多いけれど。

 もう少し真面目に考えるとすれば、自分は成人男性として、そしてまあまあ一般的な会社員として日夜凡人的生活を送っている訳だ。そうすると、毎日の暮らしなんてものは半ば自動化されてしまっていて、ルーチンワークをこなしてさえいれば何時の間にか一週間が過ぎ、一月が過ぎ、半年が過ぎ、一年が過ぎるという、年寄りでもないのに一日が異常に短く感じられる様な状態にある。
 仕事に生きがいが感じられれば良かったのだろうけれど、生憎とウチの会社は以前書いた通り経営陣含めてそんなに立派な会社でもないので、そこで努力する事と自己実現をイコールで結ぶのは相当無理がある。

 しかし当然それでは人生に潤いが無いので、先日の様に旅行をしてみたり、趣味の読書や映画鑑賞に勤しんでみたりはしているのだけれど、でもそれも過ぎ去ってしまえば振り返る事も無い様な思い出になってしまう。つまり結局何が言いたいのかというと、過ぎ去って行く日々の中で、その日々の徒然をブログに書き込む事によって、自分という『個』を特定する為の外部記憶装置を持っておきたいと思った訳だ。いや、これ攻殻からの受け売りだけど。

 色々な人が言う様に、『確固たる自我』というのは意外と無いんじゃないかと思う。昨日の自分と今日の自分が微妙に違う様に、一時間前の自分と今この瞬間の自分も違う。もっと言えば、この文章を書き始めた時の自分と、今ここまでタイピングした自分も微妙に違う。そうして時間と共にうつろう自分の姿を、何とかしてどこかに定着させておきたいと思った。きっとこれはそういう事。

 それは後になって自分を振り返った時に、あの時の自分はこんな事を考えていたんだなという覚書でもあるし、何より自分が大事にしたかったものっていうのが何時の間にか何処かに行ってしまうとか、もっと言えばそれをなくした事にすら気付かない自分になっているんじゃないかとか、そうした自らの変質に耐えられない自分っていうのが多分いる。この頭の中のどこかに。

 人間って結局生きる上では外部からの影響を受けざるをえない。今の仕事とか、家庭環境とか、経済状態とかね。その中で何とか『自分らしきもの』が崩れない様に守りながら皆生きているのだろうけれど、自分の場合、それを必死にやらないと持たないらしいという事を、既に大事なものをいくつかなくした後で気付いた。遅いよお前。

 ・・・さて、バランスというタイトルのわりにバランスを欠いた文章になったけれど、これも今日の自分の断片という事でここに書き残しておく。吐き出すものを吐き出したら、本でも読んで休むとしよう。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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Author:黒犬
映画と小説を主食に生きている。
地方の片隅で今日も黙々生息中。

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